ケーキ屋

日向翔陽 【パティシエ見習い】 アレルギー持ちの妹・夏が市販のものはあまり食べられない中で「お兄ちゃんのお菓子は好き」って言ってくれたので、「夏が食べられる世界一のお菓子を作るね」ってパティシエを目指す。 菅原孝支 【パティシエ】 海外で修行したり受賞歴も在ったり、なんかすげー有名なひとだけど、地元が好きっつって戻ってきた。 道宮結 【アルバイト】 ほぼ社員みたいなもの。菅原、澤村、清水と幼馴染。実は澤村がすき。

出版社

月島蛍 【営業担当】 順風満帆に昇進中。印刷営業マンとかいうやつ（調べたふわっとした言葉なので曖昧）で、企画とか手配とか営業とか全部やる感じ。 山口忠 【編集担当】 わりと売れっ子作家も担当している。そしてラノベ作家黒尾の担当でもある。例のケーキ屋の菓子は月島がよく買ってきてくれるし、自分も好きで買いに行く。そして作家に持っていく。 澤村大地 【営業担当】 月島の上司。出来る上司。良い上司。本人は気が回り過ぎる故の苦労性なところもある。 照島遊児 【営業担当】 編集担当を夢見て入社したものの、性格に難ありなのとフツーに成績が良いのとで印刷営業マンのまま。月島の同期。(留年しているので年齢はひとつ上）

取引先

谷地仁花 【デザイナー】 母親のデザイン事務所に勤めている。本の装丁とかデザインとか広告とか。 清水潔子 【写真家】 広告用写真とかフード写真とかを撮る。それで谷地と知り合った。菅原と幼馴染だったのもあって、菅原のケーキ写真はほとんど彼女が撮っている。

ゲーム会社

黒尾鉄朗 【シナリオ担当 兼 ラノベ作家】 元々は研磨のゲームのシナリオなどを作っていて、長いの書いてみたら？ と言われて書いたものが受賞。ラノベ作家と二足のわらじに。日向（のケーキ屋）の菓子が好き。山口が持ってきて知った。今では山口からの差し入れはそれしか受け付けない。別に自分でも買いに行く。 孤爪研磨 【ゲームプログラマー】 ネットでフリーゲームを発表している内に人気が出て、興味があったスマホゲームも作るように。ゲームプログラムとそれに関連したことしかしない。ゲームの中身はわりと黒尾と共同作業なところも。引きこもり気味。 灰羽リエーフ 【ゲームデザイナー】 孤爪のゲームが好きで、でもデザインがあんま良くない！ もったいない！ って直談判してきて、そこから参入。行動力の塊。こう見えて和菓子派だったけど、今は洋菓子も悪くないと思っている。 赤葦京治 【経理とか】 経理とか営業とか。ゲーム会社でゲーム作る以外のこと担当してるひと。木兎が引っ張ってきての加入だったが、今の状況は嫌いじゃない。甘いものは好きじゃないけど、みんなが絶賛する菓子はぽつぽつと食べるようになっている。 木兎光太郎 【経理とか】 肩書は一応社長。もうなんか会社にしちまおうぜ！ っていう勢いで、黒尾や孤爪と会社を立ち上げたが、とても回しきれなくて赤葦を引っ張ってきた。営業としては有能。甘いもの好き。

バイクショップ（兼 修理工場）

二口堅治 【バイクショップ店員（修理工）】 日向の働くケーキ屋のそこそこ近くのバイクショップで働いている。日向が故障した原付を持ち込んできて「直ぐ直せるよ」っつって直して会話。近くで働いてる、とか言うから近くの居酒屋のアルバイトかと思ったらケーキショップのパティシエで驚く展開。 青根高伸 【バイクショップ店員（修理工）】 二口の同僚。二口が知り合う前からケーキ屋に行っていたので日向を認識していた。なんか仲良しエピソード欲しいけど思いつきません。 二人の高校時代の先輩後輩として、貫至と茂庭さん。

不動産屋

黄金川貫至 【不動産屋 営業 】 対一般人向けの営業。店頭で接客して内覧行ったりする。前職はチェーンの修理工場の下請けを担っている街の自転車屋さんでバイク担当してた。高卒で働いていたけど、チェーンの修理工場の縮小に伴って自転車屋さんが下請けしなくなったので、茂庭さんに誘われて不動産屋へ転職。入社早々「あ、(車)乗れるよね？」って聞かれて「ロードバイクすか？」って訊き返した程度には自転車すき。 茂庭要 【不動産屋 営業】 対企業向けの営業。店頭に立つことは少なく、企業に店舗や事務所の紹介とかしてる。ド天然じみたことを言う貫至を連れてきた責任は俺に在る…と思っている。面倒見良過ぎて常に胃薬が手放せない系。 貫至にはあっけらかんと事故物件の紹介をしてほしい…。面白がって行きたがるひともいるんだけど「あ、でも俺いると祓っちゃうらしくて駄目です！」って茂庭さんに頼むから、茂庭さんの胃が痛い。

大手商社

天童覚 【営業】 成績優秀で、牛島と営業のトップ争いをする。周りからは「すげーけど、なんかよく判んないトコあるし怖い」と遠巻きにされている。本人は「まぁ別に結果出してれば良いデショ」くらいの感じで、飄々としている。自称・牛島の大っ親友。(実際に大親友だよ！) 牛島若利 【営業】 成績優秀で、天童と営業のトップ争いをする。周りからは「すげーけど、なんかとっつきにくいしめちゃ生真面目(で面倒臭い)」と遠巻きにされている。本人は「真面目に勤務する(と結果はついてくる）のは当然」と思っているので他人の評価はどうでも良い。 瀬見さんとかも同じ部署。いやごめん商社の仕組みなんてわかりませんでした。白鳥沢はきっとエリートだね、って気持ちから適当に言っている。

駅前のパン屋

東峰旭 【パン職人】 紆余曲折あって、パン職人になった。駅前のパン屋は、チェーンではないが人気パン屋の二号店。一号店が東峰の師匠。唐突に旭さんにパン作ってほしいなって思ったんだ…。きっと高校は菅原たちと一緒。仲良かったと思う。でも、今そんな近くで働いてるってのは知らないと良いなぁ。店頭には立っていない(緊張するから)ので、バレるのは先の話だと思う。菅原に「いや言えよ！」って怒られるやーつ。

呑み喫茶

つまりバー&カフェ。21時から始発までバー(呑み)営業。14時から21時までカフェ(喫茶)営業。呑み喫茶って名乗ってるのは「なんやバー&カフェとかハイカラ過ぎて俺には似合わんわ(笑)」。ちなみに土日は休み。 北信介 【呑み喫茶マスター(主にバー担当)】 スガさんのケーキの味が美味しくって喫茶のケーキをスガさんとこから仕入れている。交代時間に必ず「ちゃんとおりこうさんにしとったか？」と宮兄弟に尋ねるので、それを聞きたくて通うお嬢さんもいる。可愛げのある日向がお気に入り。冗談か本気か判らないけど「独立したらウチでお菓子作ってや」とか言う。ウチが店か自宅かは本人のみぞ知る…。 宮侑 / 宮治 【呑み喫茶店員(主に喫茶担当)】 喫茶部門を任されている。常連からは「次期マスターだな、二十年後くらいに」とか言われて可愛がられている。つむブレンドさむブレンドがあって「どーっちだ！」とか言って出すけど、実は同じ。二人ともおいしいごはんを作れる。お菓子は日向さんに任せたいから(作れるけど)作らない。